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奪い去るための日々なんて要らない。
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 この小説には15歳未満の方には有害と思われる表現が含まれています。肉体・精神年齢が15歳に達しない方のご閲覧はお控えください。
 また、閲覧したことで何らかの被害を蒙ったとしても、長月は一切の責任を負わないこととします。

 お読みになられる方は下記の追記からどうぞ。
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ぽつり。と
呟き、滴らせ、
その袖を汚しては、紅をちらつかせ

淡い頬に、すべらかな首筋
君が胸は何に高鳴る
君が鼓動は何に昂る

呟くは古の調べ
滴るは甘い睦言
袖を汚すは君が劣情
突然、死にたくなる。
許されないと知ると、試したくなる。

刃は皮膚を切り裂き、血を流させるけれど、
それが無くなる程には達しない。
気道を圧迫しても、気を失った後にまた目を覚ます。
地獄の業火さえも、あたしを殺しはしない。

突然に、死にたくなる。
殺したくなる。

何故に貴方はそんなに簡単に居なくなってしまうのか。
あたしを置いて、眠るのか。
その身は既に此処には無いのか。

突然、死にたくなる。
許されないと知った時、浅はかな選択を後悔した。
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item by.青の朝陽と黄の柘榴さま
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